大きな華を咲かせましょう!
11月も下旬となり寒さが厳しさを増してまいりました。今年は例年以上に暑さを感じる日々でしたので、この時期の寒さが身にしみる方も多いのではないでしょうか。
今日はこれからの時期にピッタリなお大師様のお言葉をご紹介させていただきます。
「夫れ禿なる樹、定んで禿なるに非ず 春に遭うときはすなわち栄え華さく」
禿(かむろ)なる樹とは葉っぱがついていない枝が剝き出しの木のことで一見すると枯れて死んでいるように見える木のことです。しかしその葉っぱがついてない木も春になるとやがて芽を出して華を咲かせます。
例えば桜の木は寒い冬の時期を耐えてやがて春になると芽を出して綺麗な華を咲かせてくれます。その冬の寒さが厳しければ厳しいほど春に綺麗な華を咲かせて私達を出迎えてくれます。
私たちは必ず何かしらの可能性を秘めており、自らの努力でその可能性を磨いていくことが大切なのです。その中で自分の努力が結果として出ている時は問題ありませんがなかなか成長を感じられない冬の時期遭遇することもあるでしょう。しかし諦めずに努力することでやがて少しづつ芽を出し、やがて大きな華を咲かせる事が出来るのです。
上手くいかない時も諦めず大きな華を咲かせるために努力する気持ちを持ち続けましょう。